津軽三味線と津軽の風景に癒しの情景を求めて・・・

津軽三味線をあなたは聴いたことがありますか?
津軽三味線の音に関してウンチクは後回しにしましょう。
まずは津軽三味線というものをお聴きください。
津軽三味線を聴いてみての感想はいかがでしたか?
心が自然とざわめくのを感じたのではないでしょうか?
津軽三味線の発祥は青森の津軽地方です。
津軽三味線は“物乞い三味線”や“ハグレの三味線”と三味線界において蔑まれてきた歴史があります。
津軽三味線がボサマと呼ばれる眼の不自由な人たちの生活のための手段とされてきたことが蔑まれる原因でした。
津軽三味線を用いたボサマたちの物乞いの手段は「門付け」と呼ばれるもので、家々の門前にて演奏をはじめるものです。
家人に玄関の戸を開けさせることで、玄関先での物乞いは成立します。
戸を開けさせるためには家人の心を惹きつけ、
思わず外へ飛び出したくなるような“音”が必要になります。
津軽三味線は、より大きく、より余韻の残る、そして心躍るリズムを音に表現して演奏の工夫と楽器自体への改良が施されてきました。
効率よく門付けを行うための津軽三味線奏者の工夫です。
津軽三味線はその歴史の中で自然とエンターテイメントを体現する音楽だったのです。